どんな塗料がいいの?
塗料メーカーは、どこが良いの?
メーカーが多すぎて迷ってしまうと思いますが、、日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研 の3社で国内の売上90%を占めていますのでこの3社であれば実績から言っても間違い ないですし品質・価格もほぼ同等になります。それ以外のメーカーでも良いメーカーはたくさんあります。
同じ シリコン・フッ素塗料でもメーカー・商品が違うので、どれが良いのかわからない?
塗料を選ぶさいには、塗料カタログに記載されてるJISの促進耐候試験のグラフを見てください。
【キセノランプ試験・300時間で1年相当】
ス-パーセラタイトF(フッ素)では、5000時間(16年位)で塗装後の光沢保持率が90%になっています。
セラミクリーンでは、 1500時間(5年位)で塗装後の光沢保持率が70%なっています。
促進耐候試験結果を見ると同じシリコン・フッ素塗料の製品でも耐候性の違いが分かりますので製品カタログの促進耐候試験グラフを必ず確認してみて下さい。
塗料・価格も納得したが施工品質が心配?
結局は1番の心配は施工品質ではないでしょうか?塗膜が薄かったり工程の手抜きが無いか、ではどうすれば良いか!
塗料には商品別に1㎡に何グラムの塗料を塗るか所要量が定められています。
上塗り 1液ファインシリコンセラUVでは(塗布量2回塗りで) 1㎡/280~300gの塗布量になりますので外壁の塗り面積が165㎡の場合、上塗り塗料が46.2~49.5kgが必要になります。 1缶15kgですので3.08缶~3.3缶必要になります。
ここで問題です、3缶だと最低塗布量46.2kgに1.2kg足りません塗り面積にしてわずか4.2㎡分になります。ならギリギリ塗れそうだなと薄めてしまうと、良い材料でも 耐久年数うが落ちてしまいます。
やはりここは、4缶使用するのが正解です。
塗料材の差額はどれ位なの?
塗料には大きく分けてアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機塗料の5種類があります。現在はシリコン塗料以上が主流です。
※参考
建坪35坪・外壁塗り面積165㎡(窓開口部除く)
外壁塗装後の耐久年数
10年~12年の製品で一斗缶で12,000~15,000円/缶
12年~15年の製品で一斗缶で14,000~18,000円/缶
15年~20年の製品で一斗缶で45,000~55,000円/缶
18年~22年の製品で一斗缶で50,000~75,000円/缶
※例 (建坪35坪の外壁での塗料代の差額)
① 耐久年数10年~12年の製品で 4缶×15,000円= 60,000円
② 耐久年数12年~15年の製品で 4缶×18,000円= 72,000円
③ 耐久年数15年~20年の製品で 4缶×55,000円=220,000円
④ 耐久年数18年~22年の製品で 2缶×75,000円=300,000円
耐久年数 ①と④での材料費の差額は240,000円になりますが、④は耐用年数が約2倍になりますので経済的にお得になります。①は20年で2回塗装 ④は20年で1回塗装で済みますので仮設足場代・作業費が1回お得になります。